月次アーカイブ: 3月 2017

深夜の時間にこんばんは。塾長の髙橋です。
まもなく、年度替わりという方も多いことと思います。
当塾は個人事業主の為、事業年度は1~12月ですが、
学生さんの受け入れについては、新年度となります。
新年度を迎えるにあたって、
当塾より、「新たな挑戦」についての発表です。
オンラインによる家庭教師のスタートです。

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こんばんは。いつもご覧いただきありがとうございます。

あるベテランのお笑いグループが、
「俺が!俺が!」
「いや俺が!俺が!」
「いやいや俺が!俺が!」
「どうぞ!」
というネタを持ち味にしています。

しかし、なかなか「譲る」ということは、覚悟の必要な行為だと思います。

今回は、「譲ること」についてお話したいと思います。

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いつもご覧いただきありがとうございます。
塾長の髙橋です。
明日、3月27日(月)の講座につきましては、
ご予約がないため、開講いたしません。
なお、飛び入りでご希望の場合は、すべて
「英数集中指導講座」といたしますので
あしからずご了承願います。

なお、夜間通常授業(18:00~21:30)につきましては、
通常通り開講予定です。
また、新学期に向けた体験授業も実施いたします。
「勉強を見てほしい」というお子さんは、
1週間体験無料としますので、ぜひこの機会に、
体験授業にお越しください!!

みなさまのお越しを、心よりお待ち申し上げております。

こんばんは。塾長の髙橋です。

当塾在籍7名の中3生が、全員、志望校合格を果たしました。
これまでのみなさんの頑張りに心から敬意を表するとともに、
お子さまの大切な時期に携わらせていただいた保護者のみなさまに
心から感謝申し上げます。

あらためまして、おめでとうございます。

そして、ありがとうございます。

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こんにちは。塾長の髙橋です。
本日は、北海道公立高校入試合格発表の日です。

西胆振3市の主要な公立高校の合格発表ページをまとめましたので、ご参照ください。
なお、掲載期間は、各校ともに3月21日(火) 16:00までとなっておりますのでご注意ください。

◆室蘭市◆
北海道室蘭栄高等学校 合格発表のページへ
北海道室蘭清水丘高等学校 合格発表のページへ
北海道室蘭東翔高等学校 合格発表のページへ
北海道室蘭工業高等学校 合格発表のページへ

◆登別市◆
北海道登別青嶺高等学校 合格発表のページへ

◆伊達市◆
北海道伊達緑丘高等学校 合格発表のページへ
北海道伊達高等学校 合格発表のページへ

こんばんは。塾長の髙橋です。

3月7日で、北海道の高校入試はすべて終了となり、
あとは3月17日の公立高校入試の合格発表を待つのみとなりました。

当塾では、かねてより高校生に対しては、英語指導を中心としておりましたが、
数学も、より実践的な指導できるよう、研鑽を積んでいるところであります。

一部領域については、高校数学も見せていただくことがあり、
先般、受験が終わった3年生に、高校数学の入り口となる、
「文字と式」の次数4以上の取り扱いについて指導を行いました。

いわゆる「赤チャート」(※)を参照しながらですが、
最初の計算領域に関しては、計算量の多さにもひるまず
果敢に挑み、全問正解をしていました。
この先も非常に楽しみです。

また、いま受け持たせていただいている高校生は、
いよいよ「ザ・高校数学」といわんばかりの領域である、
複素数と高次方程式にさしかかりました。

どうしても、高校数学は、大学受験を念頭にした計算や証明に気が向かいがちで、
「これをすることで、何が見えてくるのか?」ということや、
「この式が言いたいことは、どんなことなのか?」といった、
「公式や計算の向こう側」に触れる機会が、普通に過ごしていると、
ほとんどないと言わざるを得ないでしょう。

複素数や三角関数は、交流電源と位相のお話で使うそうですが
(その領域の専門家ではないので、本を読んだ限りの知識ですが)
こういった話を、私もきちんとできるようになりたいですね。

複素数平面・三角関数・円の方程式。
中学で扱った三平方の定理が基礎になる領域です。
受験勉強だと思うと、知識が散逸しがちにはなりませんか?
困ったときこそ、基本に立ち返るということが、高校数学では求められます。

話は変わりますが、今年の公立高校入試は、
「問題の形式を大きく変えることはないものの、考え方や視点を変える問題が増えるだろう」
という読みは、少なからず当たっていた感じがしています。

数学の学校裁量問題の一番最後の問題は、特にそうです。
半円の部分だけとにらめっこしていては、時間だけが過ぎていきます。

「ひょっとして、描かれる軌跡は、円弧の4分の1では?」

記述で計算過程を書かされる問題ではなかったので、
そういう仮定を自分でたてながら進めるということも、時には大事です。
インスピレーションも、時には突破口になります。

そして、それを突破したときの歓びは、ひとしおでしょう。

それを伝えられるように、引き続き私も学び続けたいと思います。

※「赤チャート」…数研出版から出版されている、高校数学の参考書、
「チャート」シリーズで、最も難易度の高いものとされています。
種類は、やさしい順に、白、黄、青、赤。

こんばんは。塾長の高橋です。

3月休業のお知らせをいたします。

網走市への帰省、および道東・道北方面出張のため、
下記の期間、休業とさせていただきます。

自 平成29年3月18日(土)
至 平成29年3月21日(火)

※翌日(3月22日 水曜日)より通常営業再開します。

恐れ入りますが、よろしくご了知いただきますよう
お願い申し上げます。

こんばんは。
いよいよ明日は、北海道公立高校入試当日となりました。
3年生在籍7名中、進路の確定した3名を除く
4名が明日の試験に挑みます。

今日は、3年生2名に対し、入試前最後の授業を行いました。

・数学の記述は、わかっている部分は必ず書いて、
 解答用紙にツメあとをのこすこと。
 計算や証明を書かせる問題では、一部正しい内容であれば
 部分点が必ず得られるからです。

・英作文も、できるだけしっかりツメあとを残すこと。
 文法的な誤りがあっても、内容が理解できるものであれば
 (例→動名詞にすべきところを原形にした、など)
 中間点が加点されるからです。

・社会科は、完全解答が多いので、大問1や、
 途中に出てくる記述をしっかりと書くこと。

上記3点を、試験前最後の訓示としました。

数学の基本を再確認したい、と
昨日の夜にメッセージをくれたお子さん。

自分から、あれをしたい、これをしたい、ということが
入塾時ではあまりありませんでしたが、
この1か月で、自分のしたいことを、目的も含めて
明確に主張してくれるようになりました。

不安だった計算の基礎も、取りこぼしはみられず、
資料の整理が出ると、少し心強いようでした。

文字と式の計算の確認中、気付いたことがありました。

それは、数学が苦手なお子さんほど、
式の持つ意味をしっかりと理解させなければならない、
ということでした。

ただの数字の四則計算ではなく、
「なぜここでかけ算になるのか」
「なぜ係数1は書かないのか」
などを、じっくりと考えさせる時間が必要だということです。

私もかつてそうでしたが、計算を早く処理することに気を取られ、
それぞれの式の持つ意味を、表面的にしかとらえることが
できませんでした。

そこにあった、心のブロックの要因は、「焦り」です。

どうか、明日受験されるみなさまは、
いままでの積み重ねを信じて向かって行ってください。

焦りや不安はかならず起きると思います。
ですから、焦るな、や心配するな、とは言いません。

これらは自然に起こる感情なのですから。

では、焦ったり心配したときにどうするのか。

これが一番大事です。

個人個人で、こういった厳しい心理的要素に対処する方法は
違ってくると思いますが、私なら一度、わからない問題は
飛ばしたりして、着眼点を変えるようにします。

「人」という字を掌に書いて飲み込むのを3回やれ、
という話も、きいたことがないでしょうか。

自分なりに、厳しい心理的要素に対抗する手段を持っているのが
一番良いのですが、こればかりは、一朝一夕では身につきません。

人生最初の大きな節目です。

ここから、自分の心の成長につなげられますように。

そして、受験される皆様に、発表日の笑顔がもたらされますように。

こんばんは。塾長の髙橋です。

公立高校入試まで、あと5日となりました。
当塾でも、3年生はラストスパートに取り組んでいます。
学習指導もそうですが、面接に関する情報についても、
いっしょに確認し、必要に応じ面接指導も行っております。

(なお、当塾3年生在籍7名中、推薦3名全員合格を
 手にしております。おめでとうございます!)

今日の塾長ブログは、「資料の整理」から。

平成26年度北海道入試問題の、大問3です。
以下、わかりやすくするため改題にします。

相対度数はなぜ割り算?

Q:ある学校では、生徒60名の通学時間を調べたところ、
  10分以上15分未満が18名となりました。
  この階級の相対度数を求めなさい。

→ 割合(相対度数)についての計算を知っている方であれば
 すぐ、18÷60=0.3 と求めることができます。

ですが、この手の問題は、計算が簡単なゆえに、
(パーセントであれば100を乗じ忘れやすいのですが
 相対度数は100を乗じなくてよいのです)

計算の意味を忘れて、当日の緊張感でやられる、という
あなどれない問題であると思います。

視点を変えてみる!

比の計算がわかっていれば、

(全体):(該当者数) = (全体の相対度数):(該当の相対度数)

という、比の式をつくることができます。

 ・相対度数を x とすると、相対度数は全体で1なので
  60:18=1:x
     60x=18
       x=18÷60  ←ここ!
       x=0.3

「割合」が言いたいこと

この事例では、全体60名に対して、該当者18名という、
分量を感覚的にとらえやすい数字になっていると思います。

ところが、全体が18,000名で、正確な該当者数が
わからない状態で、18,000名の一部の60名に質問をして、
18名が該当した場合、ざっくりと30パーセント程度
(相対度数では0.3程度)ではないか、という推測を
立てることができるかと思います。

この推測から、該当者は18,000×0.3=5,400名
程度になるのでは?という見込みができるようになります。

最初から正確な該当者数を求められる場合を除いては、
こうした推測(や、推測を立てる考え方)により、
おおまかな該当者数を見込む(大まかな話の筋をつかむ)
ということができるようになってきます。

地理の入試問題でよく出る「縮尺2万5千分の1」。

これも、実際の距離が1000mであるものを、
自分の目で、足で、体で、一瞬で把握するということは
物理的に不可能であり、これを2万5千分の1に縮めて
0.04m、つまり4㎝の距離にしてしまえば、
どこからどこまでの距離か、視覚的に見えるようになります。

顕微鏡のレンズの倍率を変える作業と、似ていませんか?

つまり、

数字の入り繰りにとらわれず、話の全体像と
部分的なことがらを、理解しやすくする作業

これが、割合(相対度数)を求めることの意義になるでしょう。

もちろん、数学的にこうした数値を求めること自体に意義があり、
それに触れていないのはいかがなものか?という異論もあるのでは
ないかと思います。

しかしながら、私がかつてそうであったように、数学が苦手という
お子さんは、文系的な説明で納得することも多いので、
私としては、こうした伝え方をしております。

数学と英語を学ぶと、頭の体操になる、ということは、
春の講習①あたりで、お伝えできればと思っています。

本日もお読みいただき、ありがとうございました!