家庭学習について

こんにちは。
たまには塾らしい内容を書きたいと思います。

中3のみなさんは、そろそろ入試に向けた準備段階に入ります。
北海道では、「総合A」「総合B」「総合C」という3つの
学力テストがあり、これらが入試当日への試金石となります。

また、他の学年のお子さんでも、そろそろ2学期中間試験が
入ってくる時期でもあります。

当塾は、勉強が嫌いなお子さんを積極的に受け入れております。
(嫌いではないというお子さんももちろん受け入れております)

私自身も、できなくて嫌いになった経験はたくさんあります。
だからこそ、できないお子さんの思いには敏感でありたいと
思っています。

おそらく、「勉強ができることを嫌がるお子さん」は
そうそういないと思います。
できれば、いい成績を取りたい。そのはずなんですよね。

では、タイプ別に、おすすめの方法を書きたいと思います。
その前に一つだけ言います。
効率よく覚えるという意味での「ラクをする」ならすべきですが、

「誰かが何とかしてくれる」という意味の「ラクをする」なら、
すぐにマイナスが訪れます。それもかなり残酷な形で。
ご注意を。

(これについては、また別の機会で。)

1.家庭学習ができない。

・集中したいなら、図書館でしょう。私語厳禁なので、
 本当に集中したいときは最高の環境です。

・環境を変えたいだけなら、勉強禁止ではないカフェなどをお勧めします。
 ただし、店員さんに迷惑の掛からないように、長時間は避けましょう。

・環境を変えるのが難しい場合は、自分で工夫しましょう。
 長時間のスマホやゲームは、ゲームの進行はするものの、
 それでご飯は食べれませんし、寝る時間や起きる時間に影響したり、
 コンディションに大きく影響を及ぼすなど、百害あって一利なし。

・ラインのやりとりなども、15~20分は触らない、など工夫しましょう。

・兄弟などがうるさい場合は、「それよりはまし」という音楽などを
 ヘッドフォンなどで聴きながら、がよいでしょう。

休憩をとるのは悪いことではありません
 問題は、休憩の取り方です。目標を達成するまでは、特にゲームアプリは
 立ち上げないほうがよいです。

2.勉強のしかたがわからない。

・まずは自分の性格と向き合いましょう。
 そのときに、ポイントとなるのは「どういう場合に自分は、物を覚えるか」。

・健全な動機は、興味関心からですが、消極的な動機としては、
 やらなければいけない、やらされているから、となってしまうと、
 まずはここで、心のバリアを自分から取るにはどうしたらよいかを
 考えましょう。

・どの科目も「連想ゲーム」です。バラバラの知識を覚えようとすると
 勉強だけじゃなくて、いろんな場面で苦しくなります。
 「あの科目のアレは、この科目のコレに結びついているのか」
 という「気付き」があれば、儲けものです。

・いっそのこと、自分が「勉強ゲーム」の主人公になってしまう。
 勉強した時間が経験値だ!得点した分が経験値だ!
 成績は上がり下がりがあって当たり前だ!
 それなら、それすらも「ゲーム」にしてしまうのはどうでしょう?
 (タカハシはこのタイプです。)

・「原因」「結果」に注目したストーリー仕立ての学習は歴史に向いています。
 自分が歴史上の人物ならどうするか。史実はどうだったか。
 その付け合わせをゲーム感覚で楽しむのもどうでしょう?
 (あまり言うとウチの教材開発にかかわるのでこれ以上言えません。
  気になる方は同業者でもいいので連絡ください。笑)

・英語は、残念ながら積み重ねしかありません。
 英語は「役者」になることで、スピーキングとリスニングが伸びるでしょう。
 リーディング、ライティングは、残念ながら単語の積み重ねしかありません。
 ただ覚えるのではなく、その言葉がどういうイメージで語られるかという部分まで
 イメージを膨らませると、あとで楽になりますよ。

・数学は、とにかく図形も計算も「かきまくり」ましょう。
 手を使うことで、頭も連動して使うことになります。図形も記憶します。
 そのうち、理解ができるようになれば、どんな音もシャットアウトするような
 「脳内麻薬」みたいなものが出てくるかも?

・とにかく言えるのは、教科書だけが勉強ではありません。
 「学問に王道なし」。
 日々の暮らしや遊びの中から、今日はどんなことを身に付けたか?
 なにもなかったら、なにもなかったことを意識します。
 そして、明日はなにか、プラスになることを身に付けられればいいな。
 そういう視点を持つことだけで、一つ、何かが変わります。

・・・長くなりましたので、それ以外はまた、別の機会にて。

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