コラム おぴにおん Vol.1

【コラム おぴにおん Vol.1】
(不定期でコラムを出していきます)

 今、「先生」と呼ばれる仕事をしています。

 中学時代から英語に触れてかれこれ、早18年が経ちます。
 しかし、まともに話せるようになったのは、
 ここ数年のことでした。

 おそらく自分は、ただの英文法マニアだったのでしょう。
 就職してからは、自分でそういった環境に行かない限り、
 英語を使うことはほぼありませんでした。
 「昔取ったなんとか」というぐらいでした。

 ただのマニアから、活きた知恵へ。
 そのプロセスを私に教えてくれた地が、
 この北海道室蘭市、でした。

 430km東の故郷、網走市を出て12年。
 その後、北の港町を転々としましたが、
 クリエイティブな知恵の使い方を教えてくれた
 「先生」のおひざ元で、「先生」と呼ばれる
 仕事をさせていただいております。

 ところで、「先生」は「先に生きる」と書きます。
 先に生きる者の知恵を享受して、活用して生きています。

 では、「先」の基準はどこにあるのか?
 年下の人でも、経験が自分より豊富で、教えてもらうのならば
 「先生」になることだって、ありえます。

 そう思うと、私は「先生」と呼ばれる仕事こそしていますが、
 今の教育現場、という意味では、子どもさんたちこそが
 私の「先生」であるといえるでしょう。

 たくさんの「先生」に囲まれ、私も「先生」としての仕事を
 驕らず、遂行していきたいと思います。

 2016.3.16
 (英語の扉を開いて、桜を咲かせたキミへ捧ぐ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です