有限会社ヤマコしらかわ 白川 皓一 様
◇講師が市民活動「一般社団法人むろらん100年建造物
保存活用会」において、旧三菱合資会社室蘭出張所の
建屋保存等に関する活動を行う中で、まちづくりの先駆
者として、人生の大先輩として、日々暖かい心で激励を
頂戴しています。
その白川さんに、メッセージを頂きました。
まずは、講師とのエピソードを教えてください。
◆出会いのきっかけは、室蘭の明日を考える若者たちが、
”むろらん100年建造物保存活用会”を立ち上げる際、
室蘭っ子でない慎吾くん(=講師)も、集まりの中に
入り話し合っていることを聞いたことでした。
室蘭の”歴史・観光・港湾”等々の「価値」を、持論の
価値観としっかりすり合わせ、問題提起する実直勤勉な
若いエネルギーあふれる慎吾くんを知り、違い過ぎる
世代を超え、お付き合いをさせて頂いております。
◇実は、白川さんのところで私がお話ししたことって、
スピードの遅い速いはあれど、叶ってきたことばかり
でした。前職在勤中「できれば室蘭に残りたい」と
言っていたことが、実はこうした形で室蘭に戻って
来たり、今こそ人と人のつながりを活かした教育の
場を作りたいと言ったり…。別にお互いにスピリチュ
アルなことを特に考えているわけではないのですが
不思議と、そうなってきましたね。
最初、迎え入れて下さったとき、私はあれやこれや
思い悩んでいた頃だったと思いますが、その時期も
含めて、白川さんからみた私の人物像をおしえて
いただけますか。
◆自分の負になるようなことでも隠さずしっかり話す、
その揺るぎない自信があることを見せつけることも
なく、仲間みんなと話し合えることができる、明日
に向かう力強いエネルギーを感じる好青年です。
◇普通、弱みって恥ずかしくて見せたくないですよね。
だけど、ある程度前もってお話することも大事だと
思いまして。たとえば何かの契約をする際、どこま
でがどちらの免責事項になるかって、結構大事だと
思うんですよ。フェアな人間関係を築くなら、まず
自分が良い面、悪い面をしっかりお伝えすることが
大事だと信じて、日々暮らしています。
では、最後に、白川さんは私の授業中の姿をご覧に
なっていますが、もしオススメのポイントがあれば
教えていただけますか。
◆起業したての「共生舎」という塾の経営をし、現代
の若者らしくグローバルな世界観で、学力だけでは
なく、心も合わせ育てることに重きを置き、今必要
とされている、昔(明治維新以前)あった寺子屋風
の塾経営(人づくり教育)を実践しています。
お子さんの「上から与える」のではなく、「一緒に
わからないところを考える」というところが、まさ
に心を育てるところにつながっていると思います。
◇自分が子供の頃、または社会人として歩き出した
ばかりの頃、赴任先が変わったばかりの頃など、
それぞれ「初心者」になる場面をたくさん経験して
今に至っています。その時その時の「不安感」、
そして先を進む者として、どう「不安感」解消して
あげたらいいのか、これを忘れずに日々の業務に
あたっています。私も「初心忘るるべからず」
ですね。
おいそがしいところ、ありがとうございました!