札幌出張① 新春教育セミナー

こんばんは。いつも当サイトをごらんいただき、ありがとうございます。
2月2日(金)は、札幌に出張しておりました。
目的は、教育開発出版さんの「教材展示会」「新春教育セミナー」への出席でした。

残り1時間という半端な時間になってしまいましたが…なんとか会場到着。

会場入りすると、すでにセミナーはクライマックスに近い状況でした。
会場の後方には、バリエーションにとんだ教材がたくさん並んでいました。

まずはセミナーで話されていることを、途中からですが、しっかり聞きます。

ある確信

主に新しい教室・教材の管理システムのお話になるかと思っていましたが、
それよりももっと大切なことが、いっぱい話題にのぼっていました。

お話を伺う中で、ある一つの、大きな確信を得ました。

集団/個別の指導形態よりも、もっと大切なものは

個別対応

だということです。

親御さんのニーズは
・「うちの子の成績を上げてほしい」
・「うちの子(や家庭の方針)に合った指導をしてほしい」
この2点が主たるものになるでしょう。

他方、お子さんのニーズとしては、

自分の人格を認めてほしい


というものが、全国的にも、昔より強くなっているようです。

2年、貫いてきてよかったんだ
そんな確信が、胸に湧き上がってきました。

しかし…
それが惰性になっていないか?
という、新たな戒めを胸に抱いたのも事実です。

教材の豊富さ

 教育制度改革が目の前に迫っていること、そしてそれがどういう方向性に進んでいくのかということは、常日頃から公式サイトなどで発信して参りましたが、なかなかそこを見据えた教材に出会えずにいました。そして、寝ずに教材やテストを作ることもありました。
 しかし、さすがは教材専門の業者さん。もうすでに、何種類かが発売されていました。

科目横断

 OECD加盟国で実施されるテスト”PISA”では、四角四面な公式への当てはめではなく、多様なアプローチから正解(やそれに近いもの)に近づくことが求められています。
 現在、私も改めて、PISAのレポート(その一部ですが、こちら(PDF, すべて英文です)は子どもの福祉についてです)を読んでいるところですが、この「福祉」というところから見ても、主体性を発揮することにあまり積極的ではないことがうかがえるため、ぜひとも科目や学年の枠を超えた「総合的な問題解決能力」を養う必要性があると考えます。

 そういった観点から、科目横断的なこれらの教材は、従来の教育制度からのシフトチェンジにとって、よいクラッチになるのではないかと思いました。


こちらが、新しい高校入試対策の教材です。もうすでに、北海道の入試問題でも、少しずつ浸透しはじめています。


こちらは公立中高一貫校向けの教材ですが、総合的な問題が多く、対象校受験者以外にもお勧めしたいと思う教材です。

短評

・塾教育の全国的な流れと、当塾の立ち位置とのよい照合の機会となりました。
 大まかには、前述の通り「個別対応」が望まれる流れの中で、地域色を活かしながらも、その流れにあることが確認できました。
 教務は塾長ひとり、それ以外のことはパートナーの協力を得ながら、2年が経ちましたが、ひとり、ふたりでできることには限りがあります。しかし、その中でも、「受講される方の思いに寄り添う」「きめ細やかに対応する」「(特にお子さんには)しっかりとした自分軸を持ってもらえるようにサポートする」という3点を、守り抜いてきたことが、実はスタンダードになりつつあるということを知り、とても励みになりました。
・「できることからひとつずつ」の積み重ね
 資金力があれば、塾運営面でも、お子さんのためにも、導入したいシステムはありますが、今はそれができません。しかしながら、それでも教室をご利用頂いているみなさまが、今の当塾のしくみに納得いただいてご利用頂けているおかげさまで、継続できていることの重みも忘れておりません。引き続き、「できることからひとつづつ」を積み重ねて参りたいと思います。
・Don't be afraid!
 当塾の講習で用いるテキストは、教育開発出版さんでも(道内では)レベルの比較的高いものです。とはいいつつも、全員が回答すべき(※)問題の中に、「最高難易度問題集」に掲載されるような問題も、時折容赦なく盛り込まれるのも、北海道の入試問題の傾向にあります。
 今年は数学の難化が予想されるため、11月~12月頃には、学校裁量問題(※)が出題される学校を志望しないお子さんでも、全国の名だたる名門校の問題に触れてもらう機会も設けておりました。その成果もあり、過去問では学校の学力テストで見たことのない点数を連発しております。
 たしかに、胆振学区は石狩学区よりは、レベル的に下がるかもしれません。しかし、レベルの話に終始してしまうと、自分の中で限界を低く設定してしまうことになりかねません。いちばん大事なことは、自分の中で、学んだことが「武器」になることです。そういった観点からも、レベルやアプローチのバリエーションが豊富な教材の数々を実際に見せて頂けたことは、とても有意義でした。
 果敢に挑むこと。Don't be afraid! それを改めて確信できる機会となりました。

謝辞

さいごに、遅れてしまったにもかかわらず、最後まで丁寧に対応してくださいました、教育開発出版の木川さまをはじめ、皆様にあらためて、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

本当にありがとうございました。またの機会を楽しみにしております。

※注釈
 北海道の公立高校入試には、「学校裁量問題」というものが存在します。これは、それぞれの学校において、基礎的な問題の一部を、応用的な問題に差し替えて解答させることができるものです。各学区管内の、いわゆるトップ高が採用することが多いです。

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