月次アーカイブ: 3月 2016

【コラム おぴにおん Vol.2】

 春の講習の資料の下調べをしています。

 この仕事をさせていただいて、以前よりも増して
 感じたことがあります。それは

「人にものごとを伝えることは、簡単なようで難しい」
 ということです。

 英語、英文は、日本語と比べると、
 一語一語の意味が強く表に出てくる言葉で、
 日本語は、一語一語に込められた状況が表に出てくる
 しくみの言葉である、といえるでしょう。

 (このあたりの詳しい話は、春期講習会で行います)

 よく私は、感情に熱がこもると、人一倍声が大きくなります。
 そのせいか、「怒ってる」「キレている」というように
 勘違いされることが、よくありました。
 (熱いのは感情だけで、頭はわりと冷静だと思います)

 長年「なぜ勘違いされるのだろう」と、悶々として
 きましたが、英語と日本語の対比について、この講習で
 しっかり伝えるために、いろんな本を読み漁っているうち、
 やっと気がつくことができました。

 日本語…状況と共感で会話が成り立つ。
 英語…だれがどうした、をはっきりさせた会話をする。

 状況と共感の言語を、あれだけの熱量で話せば、
 相手がそれを受け止めたり変換したりするのに、
 精神力が結構注がれてしまうのかもしれない。

 熱くなったときは、いつも一旦飲み込むようにして
 いますが、飲み込んだものをどう変換して、どれぐらいの
 熱量で話をしたらよいか、もう1ステップ考えてみる
 必要があるのかな、と最近思い始めています。

 英語圏の人と話すとき、よく I'm sorry but I can't hear you.
 といわれることがありますが、その理由もなんとなく
 わかってきたと思います。

 英語だろうが数式だろうが、「言語」「表現」なので、
 誤解のないよう、それに沿った表し方をしなければならず
 私自身も、改めて「心の勉強」をした思いでいます。

 2016.3.19
 (どこか地に足がつかない思いの自分へ、自戒を込めて)

【コラム おぴにおん Vol.1】
(不定期でコラムを出していきます)

 今、「先生」と呼ばれる仕事をしています。

 中学時代から英語に触れてかれこれ、早18年が経ちます。
 しかし、まともに話せるようになったのは、
 ここ数年のことでした。

 おそらく自分は、ただの英文法マニアだったのでしょう。
 就職してからは、自分でそういった環境に行かない限り、
 英語を使うことはほぼありませんでした。
 「昔取ったなんとか」というぐらいでした。

 ただのマニアから、活きた知恵へ。
 そのプロセスを私に教えてくれた地が、
 この北海道室蘭市、でした。

 430km東の故郷、網走市を出て12年。
 その後、北の港町を転々としましたが、
 クリエイティブな知恵の使い方を教えてくれた
 「先生」のおひざ元で、「先生」と呼ばれる
 仕事をさせていただいております。

 ところで、「先生」は「先に生きる」と書きます。
 先に生きる者の知恵を享受して、活用して生きています。

 では、「先」の基準はどこにあるのか?
 年下の人でも、経験が自分より豊富で、教えてもらうのならば
 「先生」になることだって、ありえます。

 そう思うと、私は「先生」と呼ばれる仕事こそしていますが、
 今の教育現場、という意味では、子どもさんたちこそが
 私の「先生」であるといえるでしょう。

 たくさんの「先生」に囲まれ、私も「先生」としての仕事を
 驕らず、遂行していきたいと思います。

 2016.3.16
 (英語の扉を開いて、桜を咲かせたキミへ捧ぐ)

あなたの「?」を、「!!」にするために。

このたび、スタディラウンジむろらんでは、春の特別講習会を開講します。
その名も「ちょっと変わった?春期講習会」。

今回は、英語に特化して、レベルの壁を壊せるように
あなたの「感覚」に訴えかけていく講座を開講します。
座学もあり、ワークショップ形式もあり。
いろんな手法で、あなたの「理解」へアプローチします!

講座は、下記の日程と内容で実施します。

<各回独立 全6回 定員 各回20名>

1回目 3月25日(金) 英語の性質~日本語との対比について~
2回目 3月28日(月) 冠詞と名詞~あれとこれとaとtheとか~
3回目 3月29日(火) 単語のつくり~長い単語も怖くない!~
4回目 3月30日(水) 動詞①~意外と知られな現在形の話~
5回目 3月31日(木) 前置詞/動詞②~動詞の活用のイメージを~
6回目 4月 1日(金) 会話/文法/作文~あの表現ってこうだったの?~

対象者は中1~高1程度ですが、先取や、一般の方のご参加もご相談に応じますので
お気軽にお問合せ下さい。

時間は、各回ともに13:00~15:30となっております。

授業料は、1回あたり 2,800円(ただし塾生は2,500円)とさせていただきます。
※塾生の方につきましては、特別講座のため、通常授業料とは別に
申し受けさせていただきますのでご了承をお願い致します。
 
※各回独立のため、出席可能な時にお越しいただくことで問題ありません。
 飛び込みでのご参加も受け付けておりますが、定員20名のため、
 予約優先と致しますので、あしからずご了承下さい。

お問合せ、お申込みにつきましては、直接来所いただくか、
お電話(090-6787-7168 髙橋)、
またはメール( official_taka@hotmail.com )により
ご連絡をお願い致します。

春期英語特講